こんにちは!
筋肉料理研究家Ryotaです!
この記事では、自殺に失敗し精神病院入院&学生時代運動経験ゼロという経歴のボクが「2ヶ月でNSCA-CPT試験に一発で合格した勉強方法」をお伝えします。

この記事が
- パーソナルトレーナーを目指している
- 現在NSCA-CPT取得にむけて勉強中
というかたの参考になればウレシイです!

受験当時のボクのスペック

レッグEXは単関節…
最初に、受験当時のボクのスペックをご紹介。
- 自殺に失敗し精神病院入院経験あり
- 学生時代スポーツ経験ゼロ
- 普段からジムに通っており、一般的なトレーニングメニューは知っている
- 本やYouTubeなどで、トレーニングの勉強をしている
- 週1回1日4時間授業のパーソナルトレーナー養成学校に通って勉強し、NSCA-CPT取得講座に申し込んでいる
という感じでした。

勉強に使用したモノ
公式テキスト・公式問題集

NSCA-CPT公式問題集
コレがないと話になりません。
少しお高いですが、問題集も必須。
問題集にはDVDが付属しており、 実際の試験で出題されるビデオ問題の雰囲気もつかめます 。

メルカリで販売されている問題集

またいらないクーポンの通知が来てる…
どんな資格試験でも過去問を解くことは有効な勉強法ですが、NSCA-CPTには公式問題集以外の問題集や過去問がありません。
なのでメルカリで販売されている問題集は、
- 本試験の問題の雰囲気をつかむ
- 知識を再確認する
という意味で非常に有効でした。
いくつか販売されていますが、「表紙に色鉛筆で描いたっぽいイラストが描かれているモノ 」をオススメします。
しかし当たり前ですが、この問題集を完璧に解けたからといって試験に受かるわけではないのでご注意を。
自作ノート

あちこち持ち歩いたのでボロボロ
公式テキストは非常に分厚く、持ち運ぶのは大変 です。
なのでボクは、問題集で間違えた部分や重要ポイントをまとめたノートをつくって持ち歩き、ジムに行くときの電車や信号待ち、ウーバーイーツの配達の待ち時間などのスキマ時間を利用して勉強しました。

重要な部分・暗記したい部分をピンクのボールペンで書いて、そこを暗記シートで隠して勉強したのですが、コレは
- 冠状動脈性疾患の危険因子
- 目的に応じたトレーニングのレップ数・インターバル
- ジムに設置する鏡の位置
など、数字に関する暗記モノとは非常に相性がよかったです。
NSCA会員限定コンテンツの動画

デプスジャンプはこうするのか…
意外と知られていないのが、このNSCA会員限定コンテンツ動画。
NSCAのマイページの「コンテンツ」から、さまざまなトレーニング動画を視聴できるのですが、ボクの場合は
- オリンピックリフティング
- スピード&アジリティ
- プライオメトリック
など、 普段行わないトレーニングに関する動画はとても参考になりました。

パーソナルトレーナー養成学校のNSCA-CPT講座

運動生理学むずかしすぎ…
受験当時ボクはパーソナルトレーナー養成学校に通っていて、そこで「NSCA-CPT試験対策講座」に申し込んでおり、試験前に講師が作成した問題集をマンツーマンで2回解きました。
上記の通りNSCA-CPTには過去問がないので、問題を解く機会が少ないです。
なので当時のボクのように、

という方には、パーソナルトレーナー養成学校に通うことをオススメします。
それなりにお金がかかりますが、 最短で合格するには一番良い方法 です。
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【実録】パーソナルトレーナー養成スクールに半年間通ってみた
続きを見る
筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト辞典
これは直接試験に関わるわけではありませんが、筋トレ種目・筋肉の使い方がわかりやすくオールカラー解説されているので、とても参考になります。

目で見る筋力トレーニングの解剖学
こちらも試験対策ではないのですが、美しいカラーイラストで解剖学を学ぶことができる一冊。
大胸筋や上腕二頭筋といったメジャーな筋肉だけでなく、烏口腕筋や長掌筋といった細かい筋肉まで書き込まれていて、美術作品としてもオススメ。
ただ、結構お高いので、ボクは両方とも中古で買いました。

勉強のポイント
テキストを読み込む

凶器になる分厚さ
当然ですが、試験は公式テキストから出題されます。
ボクはそうでもありませんでしたが、分厚いテキストをイチから読んでいくのは辛いです。
しかも、はじめの第1章~第4章までは
- 筋系
- 心肺系
- 生体エネルギー機構
- バイオメカニクス
と難しい内容が続く上、この辺りは試験にはほとんど出題されません。
各章の最後には例題と応用問題が収録されているので、そちらを読んでから本文を読むというのもアリです。

各PARTの勉強ポイント

本番はパソコンです
では、気になる各PARTの勉強ポイントをお伝えします。
PART1 エクササイズサイエンス
第1章~第4章
重要な内容ですが、試験で出題されることはほとんどありません(ボクが受けたときは2~3問出題されていました)。
この辺りは難しい内容なので、ここで時間を取られるくらいなら、先に進んだ方がいいです。
第5章~第6章
短期的・長期的適応はチェックしましょう。
オーバートレーニングやディトレーニングの項目も重要です。
第7章
各栄養素の項目はチェックしましょう。
第8章
目標の種類、正と負の強化および正と負の罰は非常に重要です。
PART2 初回面談と評価
第9章
クライアントとの面談、参加前の健康評価スクリーニングはチェックしましょう。
冠状動脈疾患の危険因子は非常に重要なので、丸暗記しましょう。
第10章
信頼性と客観性は、その違いを抑えておきましょう。
テストの順番は非常に重要なので暗記しましょう。
第11章
脈拍の測定方法、血圧測定、皮脂厚測定、各テストがどんな項目を測定するのかチェックしましょう。
PART3 エクササイズテクニック
第12~第14章
各エクササイズの正しいフォーム、エラー動作は会員コンテンツ動画も利用して覚えましょう。
他のブログを拝見していると、

という記事を見かけたりしますが、普段のアナタのフォームやテクニックが、NSCAで正しいとされているとは限りません。
必ずテキストや会員限定コンテンツの動画で、正しいフォームとエラーを確認しましょう。
ここと次のPART4を完璧にできれば、合格はグッと近づきます!
第15~17章
普段ジムでトレーニングされている方でも、プライオメトリックトレーニングやスピードトレーニングは見たり行ったりする機会が少ないと思うので、しっかり確認しておきましょう。
テストではメチャクチャ出題されるので、レジスタンストレーニング同様、動画も含めて正しいフォームを確認しましょう。
PART5 特定のクライアント向けに
第18~第23章
各クライアントのプログラムデザインの項目はチェックしましょう。
特にどんなエクササイズが禁忌になるのか」は非常に重要です。
PART6 安全性と法的問題
第24章
レジスタンストレーニングルームのガイドラインは重要なので、各項目の数字も覚えましょう。
機器の配置の仕方も重要です。
第25章
ここはほとんど出題されないので、チラッと目を通すだけで十分です。
問題を解く

これCSCSの出題範囲!
知識に自信がある方は「まず問題を読んでみる(または解いてみる) 」というのもアリです。
公式問題集の解答には「この問題の内容が、テキストのどの章のどのページに記載されているのか」が書かれているので、間違えた問題は必ず確認しましょう。
ちなみに、問題集(実際のテストでも)では「NSCA-CPT」だけではなく、「NSCA-CSCS」の内容も出題されますが、 CSCSのテキストを購入しなくても合格できます。

復習する

パワーエクササイズに補助はいりません!
問題で間違えた部分や、テキストの重要部分を自分なりにまとめ、復習しましょう。
テキストを読む→問題を解く→復習する
これを繰り返すのが、合格への近道です!

テスト本番

ボクは駅直結のオフィスビルを選びました
試験会場や日時は事前に予約できるので、当日は遅刻しないように気をつけましょう。
テストは1問3択の選択式で、全てパソコンで行われます。
本人確認と写真撮影のあと、試験時間5分前に会場に入れますが、スマホや時計などの持ち込みはできません。
試験で使用できるのは、
- 計算問題などを解くための「消せないタイプのホワイトボード」が2枚とペン
- 消音用ヘッドホン
- お手洗いに行きたいときのためのブザー
のみです。

実際にテストを受けてみて

見たことがないエクササイズだニャー
テスト直前に受けたパーソナルトレーナー養成学校のNSCA-CPT講座では8割~9割くらいの点が取れたので、講師の方からは

とのお言葉をいただいていたので、安心してテストに臨みました。
…が、正直テスト中は

と冷や汗をかいていました。
というのも、ビデオ問題のほとんどがボクの苦手な
- プライオメトリックトレーニング
- スピードトレーニング
から出題されていたからです。
なので、事前にもっと会員限定コンテンツの動画を見ておけばよかったと思います。
あと気になったのは
- 本番の試験問題は、公式問題集やメルカリの問題集よりも難しい言葉(言い回し)で書かれていた
- テキストに書かれていないことが出題されていた
- パソコンのフォントが古臭くて見づらい(スマホしか触ったことのない方は戸惑うかも)
といったところ。
試験時間は3時間ですが、2回の見直しを含めて90分程度で終了しました。
ボクは行きませんでしたが、お手洗いに行っている間も試験時間は経過するので、必ず事前に済ませておきましょう。

結果

本当にこんな感じで祈りました
テスト終了後、受付でスコアレポートが渡されるので、結果はすぐにわかります。
ボクの結果は…

実際のスコアレポート
見事合格!
112点なので点数としては余裕で合格ですが、自信があった「2.プログラムデザイン」と「3.エクササイズテクニック」で計18点も落としてしまっています。
どの問題を間違っていたかはわかりませんが、やはりプライオメトリックトレーニングとスピードトレーニングで落とした点が大きいと思います。
しかし、 試験は結果が全て!
合格後約2週間…

額に入れて飾りたい
無事、資格証が届きました!

最後に

アナタも合格できる!
他の合格した方のブログを見ると
- 1日1時間1ヶ月の勉強だけで合格
- レジスタンストレーニングは勉強しなかった
- 意外と簡単だった
という記事もありますが、それらを鵜呑みにしてはいけません。
やはり試験には独特の緊張感がありますし、本試験は想像の1.5倍難しかったです。

ちゃんとテキストを読んで、問題を解いて、復習すれば…この記事を見ているアナタも、ゼッタイ合格できます!

試験対策・問題集(有料)
この記事をご覧の方限定で、試験対策のポイントと問題集をご用意しました。有料(第5~6章のみ無料)といたしますが、購入しやすいよう価格にしてあります。
NSCA-CPTは資格取得後も継続学習で単位を取得する必要があるため、更新にそれなりの費用がかかります。
そのため、この価格で躊躇してしまう方は資格を取得しても、その後が厳しいです。

という気持ちがある方は絶対大丈夫です。
※問題はすべて「第2版 NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識」を基に作成しています。
「この問題は実際の試験に出題されますか」という質問について
ちょくちょく見出しのご質問をいただきますが、正直…

ボクが問題をつくるわけじゃないので当たり前です。
ただ本試験には、いかにもテキストで重要そうに書かれているところや養成学校の事前対策で重要とされていたポイントが全く出題されなかったり、逆に「そんなとこまで出るの?!」というところが出題されていたりしました。
なので、知識を定着させるために

と思いました。
しかし、本文にも書いた通りNSCA-CPTには公式の過去問以外に問題を解く機会がほとんどありません。
なのでこの練習問題の目的は、この問題が実際の試験に出るかどうか(もちろん出ればお得ですが)ではなく
問題を解いて知識を定着させる
ことだということをご理解の上ご購入ください。
合格者からのメッセージ

実際にいただいたメッセージ

各練習問題
まとめ
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NSCA-CPT資格試験対策|Ryota|note
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全章のポイント・練習問題、ビデオ問題入り
長くリクエストをいただいていた、全章のポイント・練習問題、ビデオ問題をまとめました。かなりのボリュームですが、こちらを購入するのが一番お得です。
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NSCA-CPT資格試験練習問題(ポイント・ビデオ問題入り)|Ryota|note
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練習問題のみ
こちらは勉強のポイントはなく、問題も各章から抜粋したものです。全章を個別に購入するよりも、少しお買い得です。
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NSCA-CPT 資格試験対策 練習問題(ポイントなし)|Ryota|note
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第5~6章
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NSCA-CPT資格試験問題対策 第5~第6章 レジスタンストレーニングへの適応・有酸素性持久力トレーニングへの生理学的な応答と適応|Ryota|note
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第7章
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NSCA-CPT資格試験対策 第7章 パーソナルトレーニングにおける栄養|Ryota|note
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第8章
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NSCA-CPT資格試験対策 第8章 パーソナルトレーナーのための運動心理学|Ryota|note
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第9章
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NSCA-CPT資格試験対策 第9章 クライアントの面談と健康評価|Ryota|note
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第10章
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NSCA-CPT資格試験対策 第10章 体力評価の選択と管理|Ryota|note
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第11章
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NSCA-CPT資格試験対策 第11章 体力テスト法と評価基準|Ryota|note
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第12章
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NSCA-CPT資格試験対策 第12章 柔軟性、自重、スタビリティボール・エクササイズ|Ryota|note
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第13章
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NSCA-CPT資格試験対策 第13章 レジスタンストレーニングのエクササイズテクニック|Ryota|note
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第14章
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NSCA-CPT資格試験対策 第14章 心臓血管系のトレーニング方法|Ryota|note
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第15章
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NSCA-CPT資格試験対策 第15章 レジスタンストレーニングのプログラムデザイン|Ryota|note
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第16章
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NSCA-CPT資格試験対策 第16章 有酸素性持久力トレーニングのプログラムデザイン|Ryota|note
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第17章
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NSCA-CPT資格試験対策 第17章 プライオメトリックトレーニングとスピードトレーニング|Ryota|note
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第18章
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NSCA-CPT資格試験対策 第18章 前青年期の子ども、高齢者、妊婦のクライアント|Ryota|note
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第19章
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NSCA-CPT資格試験対策 第19章 栄養と代謝に問題を抱えるクライアント|Ryota|note
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第20章
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NSCA-CPT資格試験対策 第20章 心臓血管系疾患および呼吸器系疾患を有するクライアント|Ryota|note
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第21章
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NSCA-CPT資格試験対策 第21章 整形外科的疾患や障害を有するクライアント|Ryota|note
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第22~23章
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NSCA-CPT資格試験対策 第21章 整形外科的疾患や障害を有するクライアント|Ryota|note
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第24~25章
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NSCA-CPT資格試験対策 第24~25章 施設と機器の配置およびメンテナンス・パーソナルトレーニングの法的側面|Ryota|note
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ビデオ問題
以前からリクエストのあったビデオ問題を追加しました。レジスタンストレーニングに関する問題のみですが、雰囲気はつかめるはずです。
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NSCA-CPT ビデオ練習問題 レジスタンストレーニングエクササイズ|Ryota|note
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ココナラ版
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全章のポイント・練習問題、ビデオ問題入り
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NSCA-CPT 資格試験練習問題|ryotakintore|coconalaブログ
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練習問題(ポイントのみ)
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NSCA-CPT資格試験対策 練習問題(ポイントなし)|ryotakintore|coconalaブログ