筋トレ効果を最大化!ハービンジャーの「プロリストラップグローブ2.0」を徹底レビュー

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ハービンジャー プロリストラップグローブ レビュー

こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです!

この記事ではハービンジャー(Harabinger)の「プロリストラップグローブ2.0」を徹底レビュー。

機能や特徴に加え、実際に筋トレで使った見た使用感などを解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ちなみに、ハービンジャーは1988年にアメリカで誕生したトレーニングギアのリーディングブランド。

今回レビューするグローブ以外にも、リストラップやベルトなど、さまざまな製品を開発し世界中のトレーニング愛好家から支持されています。

なお、ハービンジャー製品には、以下の3つの分類があります。

  • FITNESS(フィットネス)
    ストレングスと心肺機能を強化するために開発された製品で、スタイルアップや日常生活での体力づくりにおすすめ。
  • LIFTING(リフティング)
    安全なウエイトリフティングをサポートする頑丈な製品。
  • HEAVY LIFTING(ヘビーリフティング)
    この製品の対象者はアマチュアやセミプロレベルの競技者であり、ウエイトリフティングを愛好する方が対象です。

今回紹介する「プロリストラップグローブ2.0」は「HEAVY LIFTING」に分類されている商品です。

この記事はこんな方におすすめ

  • トレーニング時の手首の安定性を高めたい
  • 高重量を扱うときに手首をサポートしたい
  • 手のひらのマメやタコを防ぎたい
  • グリップ力を高めて効率よくトレーニングしたい
  • 長く愛用できる高品質なトレーニンググローブを探している

ハービンジャー(Harabinger)「 プロリストラップグローブ2.0」の主な機能と特徴

ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」の全体像
カラーはブラックとブラウンの2色展開で今回はブラックをチョイス。

ボクは筋トレを始めた頃は別メーカーの安価なリストラップグローブを使っていたのですが、手首のベルトがペラペラしたり、パワーグリップが付けづらかったりして徐々に…

筋肉料理研究家Ryota
リストラップ邪魔だな…

と感じるように。

そのため、「プロリストラップグローブ2.0」を使い始める前の2~3年ほどはリストラップの無い、手の平のみを覆うタイプのAZLIVのFITグローブという商品でトレーニングをしていました。

しかし、徐々に扱う重量も上がってきてグローブ自体の消耗が激しくなってきただけでなく、関節への負担も増加。

「やはり手首も保護できる方が良いな」と思い直し、より高機能なアイテムを探していたところ、出会ったのがハービンジャーの「プロリストラップグローブ2.0」だったのです。

ちなみに、価格はAZLIVのFITグローブよりも倍以上の4,680円でAmazonにて購入。

トレーニンググローブはギアの中でも最も使用頻度が高く消耗も激しいので、買い替え頻度が高くなりがちのアイテム。

これ以上高いと手が出にくいですが、5,000円以下なら個人的にはギリギリ許容範囲です。

ハービンジャーのロゴ
立体的なロゴで高級感があります。

そんなハービンジャーの「プロリストラップグローブ2.0」の大きな特徴は、商品名にある通りプロ仕様の「リストラップ」。

グローブと一体型になったリストラップにはハービンジャーのロゴが加工されており、見た目にもかなりカッコいい印象です。

リストラップを外した状態
リストラップは2重に巻けます。

リストラップは2重に巻けて手首を強力にサポート。高重量を扱うときでも安定性が向上するだけでなくケガも予防。

また、手の甲側は通気性と伸縮性を兼ね備えた4WAYストレッチ素材が採用されていて、トレーニング中の動きを妨げることなく快適にフィットします。

ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」の手のひら側
パッドは2つに別れています。

手のひら側は押す動作のときと引く動作のとき、それぞれに負荷のかかりやすい部分の2つのパーツに分かれてパッドが配置されています。

レザーパッドにはしっかり厚みがあって、マメやタコの防止にも嬉しい機能性。

パッド入りレザーの通気孔加工
通気孔があるので快適。

もちろん、通気孔が施されているので長時間の使用でも蒸れにくく、快適性もバッチリ。

さらに、人差し指と中指にあるプルタブを引っ張れば、スムーズに着脱できるようになっています。

男女兼用で豊富なサイズ展開

筋肉料理研究家Ryotaの手の甲
チャートに沿ってサイズを選びましょう。

トレーニンググローブで最も重要なのが「サイズ選び」。どれだけ高機能なグローブでも、サイズが合っていなければその効果は半減してしまいます。

ハービンジャーの「プロリストラップグローブ2.0」は男女兼用で、XS/S/M/L/XLとサイズ展開が豊富。

サイズは手のひらの一番広い部分の周囲計を測り、公式サイトによるチャートに合わせて選びましょう。

XSSMLXL
16.5~17.8cm17.8~19cm19~20.3cm20.3~21.6cm21.6~24cm
ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」のサイズラベル
中間に近い数字の場合は大きいサイズを選びましょう。

ボクは測ってみると20.5cmだったので、Lサイズをチョイス。実際にはめてみると…

ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」を着用
ジャストフィット!

ピッタリ!…というか若干キツく感じますが、使っているうちに馴染んでくるので、使い始めはこれくらいのフィット感がちょうど良く感じます。

実際にトレーニングで使ってみた!ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」の使用感

プッシュ系種目

ベンチプレスをする男性
プッシュ系種目とはプレス、フライ、レイズなどの押す動作のトレーニングです。

ダンベルプレス、ダンベルショルダープレスなどでダンベルを挙上する際、手首がブレないので最後までしっかり対象筋に負荷をかけられます。

また、ダンベルフライなどのフライ種目でも、グリップ力が高まってネガティブ動作時に手首がダンベルに引っ張られにくくなり安定感がアップ。

じつは、ボクはローテーターカフが弱くてインピンジメントが発生しやすく、じつはグローブを購入した直後に右の棘上筋を痛めていました。

そのため、ケガの有無に関係なく普段からバーベル種目は控えているのですが、ベンチプレスなどの種目でも強力なサポート力を発揮してくれそうです。

加えて、サイドレイズなどのレイズ種目ではトップで手首がブレない分、対象筋に負荷を乗せられている感覚を掴みやすいように思います。

プル系種目

ワンハンドダンベルロウをする女性
プル系種目とはデッドリフトやロウイングなどの引く動作のトレーニングです。

ボクはプル系種目をするときはほぼパワーグリップを使うので、試しに「プロリストラップグローブ2.0」の上からグリップを巻いてみてトレーニングをしてみました。

結果としてパワーグリップのみのときと比べると、手の滑りが減って握力そのものの持久力がアップ。終盤になっても引き切れるので、広背筋や僧帽筋をしっかり伸展収縮できているように感じます。

ただし、やはり手首周りがゴワゴワするので、「プロリストラップグローブ2.0」とパワーグリップを2重に巻くと煩わしく感じる方もいらっしゃるかも。

そのため、プル系種目のときはリストラップの付いていない、FITNESSやLIFTINGカテゴリのグローブを使うのもありかもしれません。

脚トレ

スクワットをする男性
脚に関しては固有のメリットは感じず。
ダンベルでトレーニングする男性
脚トレにグローブは関係ないんじゃ?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、中~上級者の脚トレは保持するバーベルもダンベルもそれなりの重量になるので、素手で持っていると滑りやすくなることも。

しかし、グローブをはめておけばグリップ力を高められるので、より下半身の対象筋に集中することができます。

また、プレートを付け外ししたり、ダンベルを持ち替えるときにも手指を守ることが可能。

ただ、脚トレで特別に手首のサポートを必要とする種目はありませんし、他のグローブでも手指は保護できます。

そのため、「プロリストラップグローブ2.0」を装着しているからこそのメリットは感じませんでした。

例外として、フロントスクワットを行うときに手首に痛みを感じるような場合は、はめていると安定感がアップするかもしれません。

フィット感と着脱のしやすさ

前述の通り、4ローテを終えた現段階ではまだ少しキツく感じます。ただ、これは使い込むうちに徐々に馴染んでくるので問題なし。

また、「プルタブを引っ張れば着脱がしやすい」ということでしたが、そもそものサイズが少しキツく感じる状態なので、こちらもまだ着脱しにくく感じます。

そのため、フィット感と着脱のしやすさという2点は、まだ完全に評価できる段階にはありません。

耐久性

こちらもまだ使い始めて間もないので何とも言えませんが、以前使っていた安価なグローブとはまったく頑丈さが異なります。

マジックテープを嫌われる方もいらっしゃるかもしれませんが、リストラップの作りはしっかりしていてチープ感が無く、細部にこだわりを感じるような作り。

使用頻度が高いギアなので、これからどのくらい持つのかが楽しみでもあります。

お手入れについて

トレーニンググローブを手洗いする女性
大事に長く使うために大切なケア。

グローブで気になるのが、やはりお手入れ。

汗や汚れの付着しやすいグローブは、特に夏場はイヤな臭いが発生しやすく、清潔に長く使うためにもこまめにお手入れしたいところです。

公式サイトによると「プロリストラップグローブ2.0」は…

  • 中性洗剤を泡立ててから手洗いしてください。
  • 水ですすいでタオルで水分をとったあと、平置きで陰干しをしてください。
  • 直射日光は避けてください。紫外線が劣化しやすくなります。
  • 洗濯機では洗わないでください。

と、「中性洗剤で手洗いし、平置きで陰干し」が基本のお手入れ方法。

他にも、革の縮みやひび割れの原因になるため、乾燥機の使用は厳禁です。

寿命を伸ばすためのコツ

お手入れ方法以外に、ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」の寿命を伸ばすためのコツをご紹介します。

使用後はちゃんと乾燥させる

ボディビルダー
汗や汚れが付きやすいとは言え、使用後に毎回手洗いするのは面倒くさい!

という方も多いはず。しかし、汗の付着したグローブをそのまま放置すると雑菌が繁殖し、イヤな臭いの原因になるだけでなく素材の劣化を招いてしまいます。

そのため、例え洗わないとしても使用後のグローブはジムバッグに入れたままにせず、風通しのいい場所で乾燥させるのがおすすめです。

丁寧に扱う

当たり前のことですが、いかなる場面でもグローブは丁寧に扱いましょう。トレーニング中はもちろんですが、注意したいのが着脱時。

前述の通り、「プロリストラップグローブ2.0」はプルタブを引っ張れば着脱がしやすい作りになっています。

しかし、トレーニング直後は汗をかいていて、グローブが手に張り付いていることも。

いくら伸縮性があるとはいえ、無理に引っ張ったりするとちぎれてしまって、そこから劣化や損傷が広がってしまう可能性もあります。

トレーニング終わりは疲れていてパパッと外したくなったりもしますが、長く使うためにも丁寧に着脱しましょう。

ハービンジャー「プロリストラップグローブ2.0」のレビューまとめ

ここまでいろいろな内容をご紹介してきましたが…

筋肉料理研究家Ryota
もっと早く買っておけばよかった!

というのが正直な感想。

装着しておけばリストラップで手首が守れて、特にプッシュ系種目の安定感がグーンとアップ。

先述の通り購入後すぐに右肩を痛めてしまいましたが、グローブのおかげでトレーニング終盤になっても手の疲労感が少なく、最後まで対象筋へキッチリ負荷をかけることができるように。

ケガ中はもちろん、ケガ明けも粘り強いトレーニングを行うことができるようになりました。

以上のことから、ハービンジャーの「プロリストラップグローブ2.0」は上半身の種目でバーベル100kg以上、ダンベル30kg以上をガンガン扱えるような筋トレ中級者~上級者の方には超おすすめのギア。

逆にまだそこまで重量を扱うことはないという方や、健康維持やダイエットのために筋トレをしているという方は、FITNESSやLIFTINGに分類されているグローブを選ぶのがおすすめ。

特にFITNESSの「パワーグローブ2.0」ならアクアやピンクといったカラバリも用意されているので、女性が付けても可愛らしいギアになっています。

ぜひ、記事を参考にトレーニングレベルや目的に合わせて、ご自身にフィットするグローブを探してみてください!

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