この記事では、「うつで精神病院入院&学生時代運動経験ゼロ」という珍しい経歴のボクが【2ヶ月でNSCA-CPT試験に一発で合格した勉強方法】をお伝えします。
ちなみに、冒頭からお金の話をするのもなんですが、NSCA-CPTの資格試験は、受験するだけで1回46,000円もの費用が必要です。
という訳で、この記事が
- パーソナルトレーナーを目指している
- 現在NSCA-CPT取得にむけて勉強中
という方の参考になれば嬉しいです。
記事の最後には、この記事をご覧の方のために有料の練習問題もご用意しているので、ぜひ最後までご覧ください。
※記事の内容や販売されている商品は、すべて記事執筆時点の情報を基に執筆・作成しています。
受験当時のスペック
まず最初に、NSCA-CPT受験当時のボクのスペックをご紹介します。
- うつで精神病院に2回入院経験有り
- 学生時代スポーツ経験ゼロ
- ダイエットに成功して筋トレにハマって以降ジムに通っており、一般的なトレーニングメニューは知っている
- 本やYouTubeなどで、トレーニングの勉強をしている
- 週1回1日4時間授業のパーソナルトレーナー養成学校に通って勉強し、NSCA-CPT取得講座に申し込んでいる
という感じで、本当にスポーツの経験はゼロ。
また、一般的なトレーニングメニューは知ってるとは言っても、当時はまだフリーウェイトでのトレーニングをはじめて半年ほどという、まさに「筋トレ初心者」そのもの。
ただし、この後の項目でも解説しますが、パーソナルトレーナー養成学校に通って勉強しているという点は資格の受験にとって大きなアドバンテージでした。
試験勉強に使用したアイテム
ここでは、ボクが試験勉強のときに実際に使用した主なアイテムをご紹介。
Amazonのストアフロントでも紹介しているので、まとめてチェックしたい方はそちらもご覧ください。
公式テキスト・公式問題集
まずは、これがないと話が始まらないという「NSCAの公式問題集」。
公式の問題集にはDVDが付属しており、 実際の試験で出題されるビデオ問題の雰囲気もつかめます。
そのため、ちょっとお高いですが必ず購入しておきましょう。
メルカリで販売されている問題集
どんな資格試験でも最も有効な勉強法は「過去問を解くこと」なのですが、NSCA-CPTでは公式問題集以外の問題集や過去問の販売がありません。
そこでボクが購入したのが、メルカリで販売されていた問題集。
この問題集は
- 本試験の問題の雰囲気をつかむ
- 知識を再確認する
という意味で非常に有効なアイテムでした。
ちなみに、メルカリでは問題集がいくつか販売されているのですが、「表紙に色鉛筆で描いたっぽいイラストが描かれているもの」がおすすめ。
しかし、当然ながらこの問題集を完璧に解けたからといって、絶対に試験に受かるというわけではないのでご注意を。
自作ノート
NSCAの公式テキストは非常に分厚く、持ち運ぶのには不向きです。
そこでボクは、問題集で間違えた部分や重要ポイントをまとめたノートを自作して持ち歩き、ジムに行くときの電車や信号待ち、当時やっていたUberEatsの待ち時間などの隙間時間を利用して勉強しました。
重要なキーワードや暗記したい部分をピンクのボールペンで書き込み、暗記シートで隠して勉強したのですが
- 冠状動脈性疾患の危険因子
- 目的に応じたトレーニングのレップ数・インターバル
- ジムに設置する鏡の位置
など、特に数字に関する暗記ものとは非常に相性がよかったです。
NSCA会員限定コンテンツの動画
重要なのに意外と知られていないのが、この「NSCA会員限定コンテンツ動画」。
NSCAのマイページの「コンテンツ」からさまざまなトレーニング動画を視聴できるのですが、ボクの場合は
- オリンピックリフティング
- スピード&アジリティ
- プライオメトリック
など、 普段行わないトレーニングに関する動画がとても参考になりました。
パーソナルトレーナー養成学校のNSCA-CPT講座
前述の通り、受験当時ボクはパーソナルトレーナー養成学校に通う中で「NSCA-CPT試験対策講座」に申し込んでおり、試験前に講師が作成した問題集をマンツーマンで2回解きました。
もちろん、養成学校に通うにはそれなりにお金がかかりますが、先ほども説明したようにNSCA-CPTには公式問題集意外には問題を解く機会がほとんどありません。
そのため、当時のボクのように
という方にとっては、養成学校に通って勉強するのも一つの手です。
【実録】パーソナルトレーナー養成スクールに半年間通ってみた
ボクが実際に半年間パーソナルトレーナー養成学校に通っていたときの体験談をご紹介。気になる費用やカリキュラムなども公開しています。養成スクール選びの参考にどうぞ!
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筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
「筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」は直接試験に関わるわけではありませんが、筋トレ種目・筋肉の使い方がわかりやすくオールカラー解説されていて、とても参考になる一冊。
当時のボクのような筋トレ初心者はもちろん、知識を再確認・整理することができるので、トレーニング中~上級者の方にもおすすめです。
目で見る筋力トレーニングの解剖学・美しいボディラインをつくる女性の筋力トレーニング解剖学
こちらも試験対策ではないのですが、美しいカラーイラストで解剖学を学ぶことができる一冊。
大胸筋や上腕二頭筋といったメジャーな筋肉だけでなく、烏口腕筋や長掌筋といった細かい筋肉まで書き込まれていて、勉強になるだけでなく美術作品としてもおすすめ。
ただし、本としては結構お高い部類に入るので、ボクは両方とも中古で買いました。