NSCA-CPT資格試験勉強のポイント
この項目では、気になるNSCA-CPT資格試験の勉強について解説。
やみくもに勉強するのではなく、ポイントを押さえて効率よく学んでいきましょう。
テキストを読み込む
当然ながら、試験の問題は公式テキストから出題されます。
しかし、テキストは写真のように非常に分厚く、しかも第1章~第4章までは
- 筋系
- 心肺系
- 生体エネルギー機構
- バイオメカニクス
と難しい内容が続く上に、試験にはほとんど出題されません。
そのため、まずは各章の最後に用意されている例題や応用問題、メルカリの問題集やこのあと紹介する練習問題を解いてみるのもおすすめ。
問題を見ておけばテキストのどの部分が重要なのかが分かるので、一からすべてを読むよりも効率よく学習を進めることができます。
各PARTの重要ポイント
ここでは、気になる各PARTの勉強ポイントを重要ポイントをお伝えします。
なお、こちらは問題集により詳しくまとめているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
PART1 エクササイズサイエンス
第1章~第4章
重要な内容ですが、試験で出題されることはほとんどありません(ちなみに、ボクが受けたときは2~3問出題されていました)。
この辺りは難しい内容なので、時間を取られるくらいなら先に進んでしまいましょう。
第5章~第6章
短期的・長期的適応はチェックしておきましょう。オーバートレーニングやディトレーニングの項目も重要です。
第7章
各栄養素の項目はチェックしておきましょう。
第8章
目標の種類、正と負の強化および正と負の罰は非常に重要な項目です。
PART2 初回面談と評価
第9章
クライアントとの面談、参加前の健康評価スクリーニングはチェックしておきましょう。
冠状動脈疾患の危険因子は非常に重要なので、丸暗記しましょう。
第10章
信頼性と客観性は、その違いを抑えておきましょう。テストの順番は非常に重要なので暗記しましょう。
第11章
脈拍の測定方法、血圧測定、皮脂厚測定、各テストがどんな項目を測定するのかチェックしておきましょう。
PART3 エクササイズテクニック
第12~第14章
各エクササイズの正しいフォーム、エラー動作は会員コンテンツ動画も利用して覚えましょう。
他の合格者のブログを拝見していると
という記事を見かけたりしますが、普段あなたがトレーニングで行っているフォームやテクニックがNSCAで正しいとされているとは限りません。
必ずテキストや会員限定コンテンツの動画で、「NSCA-CPTで正しいされているフォームとエラー」を確認しましょう。
ここと次のPART4を完璧にできれば、合格はグッと近づきます!
PART4 プログラムデザイン
第15~17章
プライオメトリックトレーニングやスピードトレーニングは、普段ジムでトレーニングしている方にもあまりなじみが無いはずの項目。
ところが…本試験ではメチャクチャ出題されます!
レジスタンストレーニングと同じく、動画も含めて正しいフォームを確認しておきましょう。
PART5 特定のクライアント向けに
第18~第23章
各クライアントのプログラムデザインの項目はチェックしておきましょう。
特に、「どんなエクササイズが禁忌になるのか」は非常に重要です。
PART6 安全性と法的問題
第24章
レジスタンストレーニングルームのガイドラインは重要なので、各項目の数字も覚えましょう。
また、機器の配置の仕方も重要です。
第25章
ここはほとんど出題されないので、チラッと目を通すだけで十分です。
実際に問題を解く・読んでみる
先ほども解説した通り、知識に自信がある方は「まずは問題を解いてみる」というのがおすすめ。
また、例え知識に自信がない方でも、やみくもにテキストを読んでいては学習に時間がかかり過ぎてしまいます。
そのため、まずは問題を読んで、どこが重要なポイントなのかを理解した上で勉強を進めていきましょう。
なお、公式問題集の解答には「この問題の内容がテキストのどの章のどのページに記載されているのか」が書かれているので、間違えた問題は必ず確認しておきましょう。
ちなみに、問題集や実際の試験では「NSCA-CPT」だけではなく「NSCA-CSCS」の内容も出題されますが、 CSCSのテキストを購入しなくても試験には合格できるのでご安心を。
復習する
問題で間違えた部分やテキストの重要ポイントを自分なりにまとめ、復習しましょう。
形式はボクのようにノートを作ってもいいですし、パソコンやスマホにテキストをまとめてもオーケー。
テキストを読む→問題を解く→復習する
当たり前のことですが、これを繰り返すのが合格への一番の近道です!