根性論のダイエットはやめて今すぐ寝ろ!睡眠不足が太る理由とおすすめ安眠法5選

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睡眠不足が太る理由

「運動も食事制限も頑張っているのに体重が落ちないし、夜になると無性にスイーツが食べたくなる…」

そんな風に、ダイエットがうまくいかない原因を、自分の意志が弱いからだと責めていませんか?

筋トレする女性
睡眠時間を削ってまで朝活してジムに通っているのに、全然結果が出ない…。

その努力は素晴らしいです。

しかし、もしかしたらせっかくの頑張りも、睡眠不足のせいで逆効果になっているかもしれません。

結論から言うとあなたが痩せない、また食欲が暴走してしまう本当の原因は、「睡眠不足によって脳とホルモンが狂い、体が脂肪を溜め込もうとしているから」です。

この記事では、筋肉料理研究家として日々ボディメイクに励むボクが、最新の研究をもとに寝不足だと太ってしまう理由を徹底解説。

さらに、食欲を正常化して痩せ体質を作るための「おすすめ安眠法5選」をご紹介。

今日から実践できるテクニックばかりなので、ぜひ最後までご覧ください!

意志の力では勝てない!睡眠不足が食欲を暴走させる理由

健康的なダイエットのためには、適度な運動と食事制限が重要。

しかし、じつはその土台にある睡眠が崩れていると、せっかくの努力も水の泡になってしまうんです。

睡眠不足は「食欲ホルモン」を狂わせる

どか食いしている男性

私たちが空腹を感じたり満腹を感じたりするのは、胃袋の大きさではなく「ホルモン」の働きによるもの。

早稲田大学が発表した論文では、睡眠時間を短縮した際のエネルギー消費量と食欲への影響が調査されました。

その結果、睡眠時間を短くすると1日のエネルギー消費量は有意に変化しなかったにもかかわらず、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減少し、空腹感が増加することが判明(※1)。

さらに、他の複数の研究でも、睡眠不足は食欲を増進させるホルモン(グレリン)を増加させ、特に高カロリー・高糖質の多いジャンクフードを欲するよう、脳の報酬系を変化させてしまうことが分かっています。

質の悪い睡眠が筋肉を減らし、脂肪を溜め込む

コルチゾールが分泌されている女性

睡眠の質が悪い状態が続けば、ストレスホルモンである「コルチゾール」が過剰に分泌されてしまいます。

このコルチゾールは、血糖値を維持するために筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解(糖新生)し、同時に内臓脂肪の蓄積を強力に促進するという、ダイエッターにとって最悪の働きを持っていると言われています。

実際にシカゴ大学による論文でも、睡眠不足によって夕方から夜間にかけてのコルチゾール濃度が有意に上昇し、代謝や内分泌機能に悪影響を及ぼすことが実証されました(※2)。

つまり、睡眠時間を削ってジムに行ったり、夜中までスマホを見て夜更かししたりする行為は、自ら「太りやすく痩せにくい体」を作り上げているのと同じだと言えるんです。

ぐっすり眠って痩せ体質を作る!おすすめ安眠法5選

ダンベルでトレーニングする男性
そうは言っても、ベッドに入ってもなかなか寝付けないんだよなぁ…。

とお悩みの方も多いはず。

しかし、人間は人生の約1/3を寝て過ごすことになるため、睡眠の質を上げることはダイエットだけでなく、そのまま人生の質を高めるための自己投資になるとも言えます。

そこで以下の項目では、科学的根拠に基づいた「睡眠の質を高める5つのテクニック」をご紹介しましょう。

1.就寝前の「スマホ断ち」でメラトニンを守る

スマホ断ちしている男性

ベッドに入ってから、スマホでSNSや動画を見ることが習慣になっている人は、今日からやめてください。

スマホやパソコンの画面から発せられるブルーライトは脳に「今は昼間だ」と錯覚させ、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を阻害してしまうことに。

実際に厚生労働省の『健康づくりのための睡眠ガイド 2023』でも、就寝前の寝室環境の整備が強く推奨されています(※3)。

従って、就寝の1時間前にはスマホを遠ざけ、間接照明などの薄暗い環境で過ごすようにしましょう。

これにより、自然と脳が安眠への準備を始めてくれます。

2.脳を強制シャットダウンする「認知シャッフル睡眠法」

認知シャッフル睡眠法を行っている女性

とは言え、せっかくベッドに入っても「明日も早いのに眠れない…」と焦ってしまい、頭が冴えてしまうということは誰しも経験があるはず。

そんな時に有効なのが、カナダの認知科学者リュック・ボードウィン博士が考案した「認知シャッフル睡眠法」です(※4)。

これは、大脳皮質が論理的な活動をしているうちは脳が「まだ寝てはいけない」と判断する仕組みを逆手に取ったテクニック。

具体的な手順としては…

「簡単な単語を1つ決める」→「その1文字目から始まる言葉を連想する」→「思い付かなくなったら次の文字へ映る」

という具合。

例えば、最初の単語が「あさ」なら、「あり、あさがお、あめ…」を思い浮かべます。

最初の文字で思い浮かばなくなったら、二文字目の「さ」から始まる単語に移り、同じように連想していくというのが「認知シャッフル睡眠法」。

これにより、脳の論理的な活動を強制的にストップし、「眠りのスイッチを入れても大丈夫だ」と錯覚させることが可能に。

緊張しやすく寝つきが悪いという方には、特におすすめの安眠法です。

3.夕食のタンパク質と炭水化物で睡眠の質を高める

適量のタンパク質と炭水化物を摂取している男性

ダイエット中の極端な食事制限、特に夕食のタンパク質・糖質不足は睡眠の質を大きく低下させてしまいます。

順天堂大学による女性アスリートを対象とした研究では、主要栄養素の摂取量と睡眠の質との関連が調査されました。

その結果、1日のタンパク質摂取量が多いことや、夕食時の炭水化物(糖質)摂取量が多いことは、睡眠の質の高さと有意な正の関連があることが明らかに(※5)。

タンパク質は睡眠ホルモンの材料となり、適度な炭水化物は睡眠中の血糖値を安定させ、中途覚醒を防いでくれます。

つまり、ダイエット中であっても夕食を抜くのではなく、バランス良く食べることが安眠への近道になるんです。

4.深部体温をコントロールするための「入浴と室温設定」

お風呂でリラックスしている女性

人間は、体の中心の温度「深部体温」が下がるタイミングで強い眠気を感じるようにできています。

日本の『夜間頻尿診療ガイドライン』等においても、就寝の1〜2時間前に40度前後の湯船に約20分浸かって一度深部体温を上げることが、スムーズな入眠を促すための有効な手段としておすすめされています。

また、寝室の温度設定も非常に重要なポイント。

睡眠環境に関する論文によれば、質の高い睡眠を確保するためには「相対湿度は40〜60%で、室温は17〜28度」を保つことが推奨されています(※6)。

そのため、特に夏場はエアコンを利用して湿度・室温を調節し、寝苦しさを排除して自律神経を整えるようにしましょう。

5.寝具を見直す

リカバリーウェアを着ている男性

ここまで、安眠のためのテクニックや食事・環境について解説してきましたが、意外と見落としがちなのが「寝具」。

というのも、最近は睡眠の質を高めてくれるような様々なアイテムが販売されています。

中でも注目すべきなのが、着て寝るだけの「リカバリーウェア」。

以下で紹介している老舗寝具ブランド『眠りの専門店マイまくら』のリカバリーウェアは、特殊な素材から放出される遠赤外線の血行促進作用により、疲労回復や筋肉のコリを和らげる効果が期待できる一般医療機器として届け出されている本格派です。

しかもマイまくらでは、リカバリーウェアだけでなく寝具環境をトータルで整えることが可能。

  • オーダーメイドマイ枕:全身測定機を使って一人ひとりの体型や寝姿勢をミリ単位で計測し、首や肩への負担を可視化して作成。しかも、購入後は「何度でも無料で高さ調整ができる永久メンテナンス保証」がついているため、体型の変化にも対応可能。
  • 腰楽寝myマット: 120年の歴史を持つ独自技術で、体圧を分散して腰痛対策に特化したマットレス。枕と同じく、全身測定のデータから自分に最適な硬さを選ぶことができます。

「寝ても疲れが取れない」「起床時に首や腰が痛い」という方は、ウェアと合わせて毎日の寝具を見直すことで、睡眠の質を飛躍的に高めることができるはずです。

まとめ:寝る子は痩せる!まずは睡眠環境を整えよう

寝起きに伸びをしている女性

根性論や精神論で頑張るダイエットは、ホルモンの暴走の前では無力だと言うことがお分かりいただけたかと思います。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。

  • 睡眠不足は食欲抑制ホルモンを減らし、空腹感を増大させてドカ食いを招く。
  • 寝不足によるコルチゾールの増加は、筋肉を減らし内臓脂肪を増やす。
  • 就寝1時間前はスマホを置いて、メラトニンの分泌を促す。
  • 入浴で深部体温をコントロールし、室温は17〜28℃(湿度40〜60%)に保つ。
  • リカバリーウェアやオーダーメイド枕を利用して、寝具から睡眠の質を高める。

ダイエットが上手くいかずに悩んでいるなら、運動量や食事の前に「自分の睡眠」を見直してみましょう。

ぜひ紹介したテクニックやアイテムを利用してぐっすり眠り、ノンストレスで勝手に痩せていく体を手に入れてください!

参考文献・引用論文

1.Hibi, M., Kubota, C., Mizuno, T. et al. Effect of shortened sleep on energy expenditure, core body temperature, and appetite: a human randomised crossover trial. Sci Rep 7, 39640 (2017).

2.Spiegel, K., Leproult, R., & Van Cauter, E. Impact of sleep debt on metabolic and endocrine function. Lancet 354, 1435–1439 (1999).

3.厚生労働省. 健康づくりのための睡眠ガイド 2023. (2024).

4.Beaudoin, L. P. The Somnolent Information-Processing theory of sleep onset: A cognitive framework and an application (Cognitive Shuffle). (2013). (参考:渋谷睡眠・呼吸メディカルクリニック 認知シャッフル睡眠法)

5.Koikawa, N., Suzuki, Y., Kasai, T. et al. Association between Macronutrient Intake and Sleep Quality in Female Endurance Athletes. Nutrients 15(15), 3326 (2023).

6.Caddick, Z. A., Gregory, K., Arsintescu, L., & Flynn-Evans, E. E. A review of the environmental parameters necessary for an optimal sleep environment. Building and Environment 132, 11-20 (2018).

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