「トレーニングの後半になるとバテてしまって、重量が落ちてしまう…」
とお悩みのあなた。もしかするとその原因は、トレーニング中の飲み物を「水だけ」で済ませているからかもしれません。

そんな風に思っているなら、今すぐその考えをアップデートする必要があります。
というのも、栄養がすっからかんの状態で激しいトレーニングを行うことは、自らの筋肉を減らしてエネルギーに変換しているようなものなんです。
そこでこの記事では、さまざまな論文をもとに、「筋トレ中にEAA(必須アミノ酸)が不可欠」である理由を徹底解説。
さらに、どれを選べばいいか分からないという方に、厳選した「おすすめの国内EAAメーカー3選」をそれぞれの特徴とともにご紹介します。
せっかくの頑張りを無駄にしたくないという方は、ぜひ最後までご覧ください!
【目次】
科学が証明する筋トレ中に「EAA」を絶対に飲むべき理由
EAAとは「Essential Amino Acids」の略で、人間の体内で作り出すことができない「9種類の必須アミノ酸」のこと。
それでは、なぜプロテインやBCAAではなく、筋トレ中に「EAA」を飲むことが最適解と言われているのでしょうか。
以下の項目で、その科学的なエビデンスをご紹介します。
1.「水だけ」の筋トレは筋肉を分解(カタボリック)してしまう

激しいトレーニングを行うと、体は大量のエネルギーを消費します。
じつは、このとき水しか飲んでおらず血中のアミノ酸濃度が低い状態だと、体はエネルギーを生み出すために筋肉を分解してアミノ酸を取り出そうとしてしまうんです。
実際にブラジルのリオグランデ・ド・スル連邦大学が発表した論文でも、栄養補給を行わない状態でのトレーニングが筋肉の分解リスクを高めることが示唆されています(※1)。
つまり、トレーニング中に水だけを飲んでいると、筋肉をつけるために筋トレをしているのに、逆に筋肉を削ってしまうという本末転倒な事態に。
これを防ぐためにも、EAAを摂取してトレーニング中に血中のアミノ酸濃度を高めておく必要があるんです。
2.「プロテイン」では吸収が間に合わない!


と思われるかもしれませんが、プロテインは消化・吸収されるまでに約1〜2時間かかってしまいます。
これでは、トレーニング中の急激なアミノ酸消費・不足には間に合いません。
一方、すでに最小単位まで分解された状態のEAAは、消化のプロセスが不要なため、飲んでから約30分で素早く血中に吸収されます。
これを裏付けるような、米国・アーカンソー医科大学による論文のデータをご紹介しましょう(※2)。
研究では、EAAを配合した飲料と、通常のプロテインベースのリカバリー飲料を摂取した際の違いを測定。
その結果、EAAが含まれた飲料は、プロテイン単体の飲料と比較して、筋肉の合成バランスを製品量あたり「約3〜6倍」も高く引き上げることが実証されました。
以上のことから見ても、筋トレ中のリアルタイムな栄養補給としては、プロテインよりもEAAの方が圧倒的に理にかなっていると言えるんです。
3.「BCAA」では筋肉が効率よく合成されない!


と思われる方も多いかもしれません。
確かに、BCAAに含まれるロイシンは、筋肉の合成スイッチを入れる強力な働きがあります。
しかし、英国・エクセター大学が発表した論文によると、BCAAのみを摂取した場合は水と比べて筋肉の合成が「22%」増加したものの、EAAを含むプロテイン摂取時と比較すると、その効果は「約50%」も低いことが判明しました(※3)。
つまり、「BCAAでスイッチを入れても、残りの必須アミノ酸が足りていなければ、筋肉の合成は最大化されない」のです。
さらに、国際スポーツ栄養学会(ISSN)が発表した最新の論文においても、筋タンパク質の合成と回復を最大化するためには、BCAA単体よりもEAAを摂取することが推奨されています(※4)。
コスパ・味・品質で厳選!おすすめの国内EAAメーカー3選


EAAはサプリメントとしては価格がやや高価であり、またアミノ酸特有の苦味があります。
また、特に海外メーカーのものはケミカルだったり、甘すぎたりと、日本人の口に合わないフレーバーが多いことも。
そこで、以下の項目では、「品質(成分の配合量)」「美味しさ」「コストパフォーマンス」の3拍子が揃った国内メーカーのEAAを3つ厳選。
それぞれの特徴も記載しているので、ぜひ比較してあなたにピッタリのEAAを見つけてみてください!
1.高い品質と黄金比率「VALX(バルクス) EAA9」

「せっかく飲むなら、味も品質も妥協したくない!」とい方におすすめなのが、ボディビル界のレジェンド・山本義徳氏が完全監修した『VALX EAA9』。
その最大の特徴は、筋肉の合成に不可欠な「ロイシン」をはじめとする9種類の必須アミノ酸が、山本義徳氏の長年の知見に基づいた“黄金比率”で配合されていること。
さらに、世界最大のアンチ・ドーピング認証である「インフォームドチョイス」を取得しているため、コンテストに出場する選手の方も安心して飲むことができます。
フレーバーもシトラス風味やパイナップル風味など、さまざまなものが用意されており、筋トレ中のハードな状況でもスッキリ飲むことが可能。
品質で選ぶなら、VALXの商品は業界トップクラスのEAAと言えるでしょう。
2.美味しさとビタミン配合のハイブリッド「VITAS(バイタス) EAA」

「EAA特有の苦味がどうしても苦手…」という方におすすめなのが、近年SNSでもバズっている『VITAS EAA』。
VITASのEAAは、なんと言ってもジュースのように飲めるというフレーバーの美味しさ。
キウイ、ライチ、温州みかん、マンゴーなど、フルーツの果汁を飲んでいるかのような自然な味わいで、ユーザーからも高く評価されています。
1食あたり8,535mgの必須アミノ酸を配合し、さらにアンチ・ドーピング認証も取得済みと内容もお墨付き。
仕事帰りにジムに行く社会人トレーニーにとっては、計量不要で持ち運びに便利な「個包装タイプ」が用意されているのも嬉しいポイントです。
3.圧倒的なコスパでガブガブ飲める「GronG(グロング) COMPLETE EAA」

「サプリメントにかかる費用をできるだけ抑えたい」というコスパ重視のあなたには、『GronG COMPLETE EAA』がピッタリ。
GronGの最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスと容量の多さ。
1kgの大容量パッケージなら約100食分となり、1杯あたりの価格をかなり抑えることができます。
当然ながら安いからといって中身が薄いわけではなく、アミノ酸含有率は81%以上と高純度。
フレーバー展開も豊富で、日常的にハードなトレーニングを行うヘビーユーザーの強い味方となってくれます。
まとめ:EAAを味方につければ、トレーニングの努力が最大化される!

ジムで重いウェイトを扱っているとき、筋肉は成長しているのではなく破壊されています。
しかし、その破壊された筋肉を素早く修復し、成長させるための材料となってくれるのが「EAA」です。
それでは最後に、この記事の重要なポイントを振り返っておきましょう。
- 筋トレ中の水分補給が「水だけ」だと、筋肉が分解(カタボリック)されてしまう。
- プロテイン単体よりも、EAA配合の方が筋肉の合成反応が約3〜6倍高い。
- BCAAだけでは「筋肉の材料」が足りず、EAAが揃った状態より効果が約50%低い。
- 品質や実績で選ぶなら「VALX EAA9」。
- ジュースのような美味しさと飲みやすさなら「VITAS EAA」。
- コスパで選ぶなら「GronG COMPLETE EAA」。
「最近伸び悩んでいる気がする」「トレーニング後半でバテてしまう」という方は、ぜひ次回のトレーニングからEAAを取り入れてみてください。
筋肉に直接栄養が送り込まれる感覚と、最後まで追い込み切れるパフォーマンスの向上っぷりに、きっと驚くはずです!
参考文献・引用論文
1.Vieira AF, et al. Resistance training performed in the fasted state compared to the fed state on body composition and strength in adults. J Bodyw Mov Ther. 2025.
2.Park S. Anabolic response to essential amino acid plus whey protein composition is greater than whey protein alone in young healthy adults. J Int Soc Sports Nutr. 2020.
3.Jackman SR, et al. Branched-Chain Amino Acid Ingestion Stimulates Muscle Myofibrillar Protein Synthesis following Resistance Exercise in Humans. Front Physiol. 2017.
4.Ferrando AA, et al. International Society of Sports Nutrition Position Stand: Effects of essential amino acid supplementation on exercise and performance. J Int Soc Sports Nutr. 2023.

