「ベンチプレスで高重量を扱うと、肘に違和感がある…」「重量が上がってきて、ダンベルプレスのオンザニーが大変…」
トレーニングのレベルが上がるにつれて、このような悩みを抱えることになるトレーニーは多いはず。
筋肉料理研究家としてボディメイクに励むボクも、右肩のローテーターカフ(肩の安定性を支えるインナーマッスル)が弱いためプレス系種目での関節のグラつきに悩まされていました。
しかし、適切なトレーニングギアを活用すれば、このような不安を払拭してパフォーマンスを高めることが可能になります。
そこでこの記事では、具体的なデータや実体験をもとに、エルボースリーブを導入するメリットや失敗しない選び方を徹底解説。
さらに、ボク自身が愛用しているモデルを含め、口コミでも高評価を集める「おすすめのエルボースリーブ」を5つ厳選してご紹介します。
ケガのリスクを減らし、安全に限界まで筋肉を追い込みたいという方は、ぜひ最後までご覧ください!
筋トレにエルボースリーブを導入すべき3つの理由

という方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、エルボースリーブは単なるファッションアイテムではなく、初心者からガチトレーニーにまでおすすめしたトレーニングギア。
以下の項目で、その理由と根拠を紹介していきましょう。
1.肘関節を保護し、怪我のリスクを軽減するため

ベンチプレスやショルダープレスなどのプレス系種目では、肘関節に大きな負荷がかかってしまいます。
しかし、エルボースリーブを装着すれば、肘周りを強力に圧迫してホールド。
関節のブレを物理的に抑え込むことが可能になるため、腱や靭帯への過度なストレスを大幅に和らげてくれます。
肘関節の痛みを我慢したり、不安感を感じたままトレーニングを続けると慢性的な障害に繋がる恐れも。
そのため、予防策としてエルボースリーブを導入すれば、長く健康的にトレーニングを続けることができるでしょう。
2.肘関節の保温効果で動きを滑らかにするため

ジムの冷房が効いた環境では、関節が冷えたまま高重量を扱うことになりますが、それがケガの引き金になってしまうことも。
しかし、エルボースリーブは密閉性の高いウェットスーツのような素材で作られているため、装着するだけで肘周りの体温をしっかりとキープ。
そのため、装着すれば関節が温まって動きが滑らかになり、ウォーミングアップの効率も飛躍的にアップ。
冷えによるパフォーマンスの低下を防げれば、常に万全の状態でセットに臨むことができるようになるはずです。
3.反発力により挙上重量の向上が期待できるため

スリーブの圧縮力は、肘を深く曲げた状態から伸ばす際にバネのような反発力を生み出します。
ここで、カリフォルニア州立大学の研究グループが行った、エルボースリーブの着用がプレス系種目のパフォーマンスに及ぼす影響を調べた研究をご紹介しましょう。
この研究では、トレーニング経験のある若年男女を対象に、エルボースリーブの有無でベンチプレスの1RM(最大挙上重量)と85%1RM負荷での最大反復回数がどう変化するかを測定・分析しました。
その結果、スリーブを装着した場合、未装着時と比較してベンチプレスの1RMが平均して1.6 ± 2.6kg増加し、最大反復回数も1.1 ± 1.6回有意に多くなることが実証されたんです(※1)。
実際にボク自身もエルボースリーブを使用し、高重量のダンベルプレスで最後の1回を押し切れた経験が何度もあります。
もちろん、装着することで筋力自体が強くなるわけではありません。
しかし、ボトムポジションでの安定感と反発力は、自己ベスト更新の確かな後押しとなってくれるはずです。

これで失敗しない!エルボースリーブの賢い選び方のポイント

という方も多いはず。
一口にエルボースリーブと言っても、メーカーによって厚みや素材はバラバラ。
そこでこの項目では、購入後に後悔しないための選び方のポイントを3つ解説します。
1.目的のサポート力に合わせた「厚さ」で選ぶ

エルボースリーブの厚さは、主に3mm、5mm、7mmなどのバリエーションが存在します。
厚みが増すほどサポート力と反発力は高まりますが、その分だけ腕が曲げにくくなるのが特徴。
ベンチプレスなどの高重量トレーニングでしっかりと肘を保護したいなら、迷わず7mm厚のモデルを選びましょう。
一方で、アームカールなど肘の曲げ伸ばしをスムーズに行いたい種目がメインなら、5mm以下の薄型モデルも選択肢に入ります。
2.少しきついと感じるジャストな「サイズ」で選ぶ

エルボースリーブは、適度な着圧があって初めてその効果を発揮するギアです。
しかし、普段の洋服感覚で大きめのサイズを選んでしまうと、サポート力が得られず単なる保温サポーターのようになってしまいます。
そのため、サイズ選びの際は各メーカーが提示しているチャートに従い、肘を軽く曲げた状態で腕周りを正確に計測することが大切。
「え?これ入るの?」と思うくらい、最初は少しキツめに感じるサイズ感がベストです。

3.快適さを左右する「通気性」や素材で選ぶ

一般的なエルボースリーブに使用されるネオプレン素材は、高いサポート力を持つ反面、通気性が低く蒸れやすいという弱点があります。
従って、夏場のトレーニングや長時間の着用を想定しているなら、裏地に蒸れを防止する加工が施されているものや、伸縮性の高い素材が配合されたモデルがおすすめ。
これらのスリーブなら肌への馴染みも良くなり、装着時の違和感や不快感を最小限に抑えることができます。

目的別で選ぶ!おすすめのエルボースリーブ5選

ここからは、筋肉料理研究家としてボディメイクに励むボクが、自信を持っておすすめできるエルボースリーブを5つピックアップ。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較表にまとめているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。
| 商品名 | 特徴 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| AZLIV(アズリブ) 7mm エルボースリーブ | 7mmと5mmのミックス構造 | やや短めの設計で着脱しやすく、コスパに優れている。 | 人間工学設計の点では上位モデルに一歩譲る。 | 初めてエルボースリーブを試したい人 | 約4,980円 |
| SBD エルボースリーブ | 世界的なブランドの完成度 | 圧倒的なサポート力と抗菌加工による防臭性が魅力。 | 価格が1万円を超え、エルボースリーブとしては高額。 | 最高峰のサポート力を求める上級者 | 約11,800円 |
| ALL OUT(オールアウト) エルボースリーブ | IFBB PRO選手監修 | 日本人の骨格に合わせた設計でフィット感が抜群。 | 使い始めはかなりタイトに感じる場合がある。 | コスパと本格的なサポート力を両立させたい人 | 約5,980円 |
| king2ring(キングツーリング) エルボースリーブ pk2400 | 7.5mmの極厚ネオプレン | 厚みによる強力なホールド感とお手頃な価格設定。 | 厚みがある分、腕への圧迫感がかなり強い。 | とにかく分厚いサポート感が欲しい人 | 約3,780円 |
| VOLIX(ヴォリックス) エルボースリーブ | 安定感で力を解放 | 7mm厚の素材でしっかりとサポートし、初心者にも買いやすい。 | ブランドとしての歴史や知名度は他社と比べて浅い。 | 手軽に安定感をアップさせたい人 | 約4,780円 |
1.コスパと実用性のバランス【AZLIV 7mm エルボースリーブ】
『AZLIV 7mm エルボースリーブ』は、ボク自身もプレス種目の際に愛用している頼れる相棒です。
こちらは外側は厚さ7mmの高反発素材、内側は5mmの伸縮性重視素材を組み合わせた独自のミックス構造を採用。
また、他社の製品と比べて少し短めに設計されており、セット間の着脱も非常にスムーズに行えます。
さらに、スパンデックスという素材が配合されているため肌馴染みが良く、初めてスリーブを使う方でも違和感が少ないのが特徴。
価格も5,000円以下と手頃で、Amazonや楽天市場でも圧倒的な販売実績を誇る王道モデルです。



とレビューでも、普段のトレーニングでの使いやすさと優れたコストパフォーマンスに多くの支持が寄せられています。
ちなみに以下の記事では、ボクが実際にAZLIV 7mm エルボースリーブを着けてトレーニングをしてみた経験をもとにレビュー。
サイズ選びのコツなども解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
2.世界基準の圧倒的なサポート力【SBD エルボースリーブ】
「エルボースリーブといえばコレ」と言われるほどの知名度を誇るのが、イギリス発の『SBD エルボースリーブ』。
こちらは5mmと7mmの厚みを緻密に組み合わせることで、自由な引き動作と押し動作時の強力なサポートを同時に実現しています。
最新モデルでは耐久性を向上させたシーム構造や、細菌の発生を抑える抗菌加工など、細部まで妥協のない作り込み。
価格は1万円を超えますが、プロのパワーリフターも愛用するほどの圧倒的な保護力と反発力は本物です。
ブランドへの信頼と、最高峰のパフォーマンスを求める上級者トレーニーにうってつけの逸品です。



とレビューでも、競技者からの圧倒的な信頼と実績に絶賛の声が上がっています。
3.日本人の骨格に合わせた設計【ALL OUT(オールアウト) エルボースリーブ】
国内のフィットネスブランドが展開する『ALL OUT エルボースリーブ』は、IFBB PRO選手が監修した本格派。
こちらは一般的な海外製品とは異なり、日本人の骨格に合わせた人間工学設計を採用しているため、腕周りに隙間なくピタッとフィット。
また、厚さ7mmの高反発ネオプレンが、ベンチプレスのボトムポジションで強力なリバウンドを生み出してくれます。
さらに、高いサポート力を備えながらも価格が手頃に抑えられており、コストパフォーマンスの高さは随一。
海外メーカーのサイズ感に合わず、肘の位置がズレてしまうと悩んでいた方におすすめのアイテムです。



とレビューでも、日本人向けの優れたフィット感と価格以上のサポート力に高い評価が集まっています。
4.圧倒的な分厚さでホールド【king2ring(キングツーリング) エルボースリーブ pk2400】
とにかく分厚いサポート感が欲しいという方には、『king2ring エルボースリーブ pk2400』が最適。
こちらは他社の一般的なモデルを上回る、7.5mm厚の極厚ネオプレン素材を採用しています。
また、内側と外側で異なる生地を使用することでフィット感を高めており、海外の公認品と同じ生産ラインで作られているのも信頼の証。
さらに、極厚ならではの強力な反発力がありながら、価格は4,000円以下と非常にリーズナブル。
着脱には少し力がいりますが、ガッチリと肘を固定したい方にぜひ試していただきたいアイテムです。



とレビューでも、極厚素材による強力なホールド力とお手頃な価格設定が評価されています。
5.安定感で力を解放【VOLIX エルボースリーブ】
トレーニングギアブランドの『VOLIX エルボースリーブ』は、初心者にも手に取りやすいバランスの取れた一品。
7mm厚の高品質なネオプレン素材を使用し、ベンチプレスやウエイトリフティングでの肘の安定性をしっかりと確保してくれます。
また、まるで補助されているかのような強固な安定感があり、重量に対する恐怖心を和らげてくれる効果も。
さらに、現役フィジーカーが監修し、トレーニーの意見を反映して開発された信頼性の高い作りになっています。
高重量への挑戦をサポートしてくれる、頼りになるギアと言えるでしょう。



とレビューでも、確かなサポート力と扱いやすさに満足の声が集まっています。
自分に合ったエルボースリーブで限界を突破しよう!

エルボースリーブは、実力をごまかすための道具ではなく、ケガを防いで長くトレーニングを続けるための大切な「保険」です。
肘への負担を減らし、安定したフォームでプレスを繰り返せば、きっと筋肉の成長スピードも早まるでしょう。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返っておきましょう。
- エルボースリーブは関節の保護、保温、挙上重量の向上といった複数の効果をもたらす。
- ベンチプレスなどの高重量プレス系種目には、サポート力の高い7mm厚がおすすめ。
- サイズは普段の服の感覚ではなく、「少しきつい」と感じるジャストサイズを選ぶ。
- コスパと日常の使いやすさを重視するなら『AZLIV 7mm エルボースリーブ』。
- 最高峰の品質と圧倒的なホールド力を求めるなら『SBD エルボースリーブ』。
- 日本人の腕に合わせた完璧なフィット感を選ぶなら『ALL OUT エルボースリーブ』。
自分にピッタリのギアを見つければ、重量に対する恐怖心がなくなり、思い切り限界まで追い込めるようになるはず。
ぜひ、今回ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考にして、新たな自己ベストに挑戦してみてください!
ちなみに以下の各記事では、エルボースリーブと一緒に揃えたいパワーグリップ・トレーニンググローブについて徹底解説。
それぞれ厳選したアイテムを10個ずつピックアップし、比較して紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
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※商品情報や価格は、すべて記事執筆時点のものです。
参考文献・引用論文
1.Hatfield, D. L., et al. (2021). The Effect of Neoprene Elbow Sleeves on Bench Press Performance. Journal of Strength and Conditioning Research, 35(12), 3324-3329.













